カメラエッセイ&ぶらり街歩きin高松
本日は前半にカメラエッセイ、後半にカメラ片手にぶらり街歩きをお届けします。なお、使われている写真は前半後半含めすべて、ぶらり街歩き高松篇の写真です。最近、写真整理をしていて気づいたのだが、同じ一日の内に撮る写真の中で、まあ日にもよるのだが、例えば撮り始めの何枚かが過去の経験からして、まあこんな感じだろうと無意識の内に型にはめて撮影されている写真があるとする。現実そのものより決まりきった形が優先されて...
View Article詩 「可能性の中心」
詩 「可能性の中心」色んなものが通り過ぎていったなあそこも彼方もそこもかしこもそれでもみんな美しかった中身はまるでがらんどうだったけどでも空っぽなおかげで見えない神様の手だけがその中心を満たしてくれていた人はそれを信仰と呼ぶのだろうか真実は誰にも分からないがそれでも心の真ん中に大きな空洞を抱えながら僕達は生きてゆく今日も明日もあさっても...
View Article米中間選挙の結果から見えてくる哲学的考察
アメリカの中間選挙が終わった。上院は共和党が勝利したものの下院は民主党が押さえた。アメリカは以降、ねじれ状態の議会運営を迫られることとなる。なんとなく、出てきた時からトランプ大統領を応援してきた筆者としては少し寂しい限りだが、これでトランプさんがすっかり大人しくなってしまうのかといえば、案外そうでもないらしい。そこら辺りが政治の面白いところというか読み切れないところで、普通ならこれまでの神通力が消え...
View ArticleライカM3
この度、晴れてライカオーナーになった筆者。カメラのキタムラのネット中古で名機ライカM3を買った。併せて買ったレンズは、Lマウントのニッケルエルマー5センチf3.5。筆者がライカのことを知ったのはいつだったろうか。名前だけはずっと子供の頃から知っていたが、使えるカメラとして初めて意識しだしたのは十代の終わり頃だろうか。たしか図書館でライカで撮った写真と解説とうんちくの混じった本を読んだのがきっかけだっ...
View Article夕食&コンサート
本日はコンサート評です。コンサートは夜から。しかし現場へは昼から乗り込む。まずは電車で高松へ。十三時一分発の電車。十三時三十三分着。列車から降りて商店街方面へと歩き出す。その時だった。後ろから何やら英語混じりの賑やかな喋り声が聞こえてくるのである。筆者はカメラを持って歩いていたので、道端の風景を夢中になって撮っていると、その後ろからきた三人組にあっさり追い抜かれた。しかしその後ろ姿を見てあれっと思う...
View Article第六十五回 日本伝統工芸展 高松
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年一発目の本日は美術鑑賞記から。2019.1.3 木曜日、香川県立ミュージアム、会期 平成三十一年一月二日 水曜日から一月二十日...
View Article宗教と依存症
宗教とは本質的に依存症的なものであると言ったら少し言い過ぎだろうか。しかし現実にはそうである。筆者は若い頃、キリスト教の勉強をしていたのだが、カトリックの初期教父の一人であるアウグスティヌスの著書などを読むと、かなり神様に対して依存症の傾向のある文章が延々と続いていたことにびっくりした記憶がある。西洋人が強い個人の観念と生きざまを手に入れたのはむしろ近代に入ってからのことで、それ以前は彼らも十分に弱...
View Article詩 「復活祭」
詩 「復活祭」It's windy day とその人は言った夜明け前が一番暗いとも私は今死んでいるあまりにも長く続いた暗闇の中ででも聞いて下さい私は明日よみがえるのです冬の後にやってくる春のように 和歌如月の 光り春めく 朝ぼらけ梅に鶯 風の福音 俳句少年を 貫き通す 大理石 下ネタ名曲「プレイバックPart2」の歌詞に載せて替歌を...
View Articleフォトギャラリー 21
カメラ NikonD7000 レンズ Ai AF ニッコール28mm F2.8D f8 1/250 マイナス0.7の補正 ISO100実家の近所の民家の車庫です。この車庫、なんか色合いが好きなのかなんなのか、通りかかると必ずといっていいほど撮ってしまいます。味ですよねえ。NikonD7000 Ai AF ニッコール28mm F2.8D f8 1/320 マイナス0.3の補正...
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