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Channel: 文芸 多度津 弘濱書院
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競馬G1 マイルチャンピオンシッブ

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本日は競馬観戦記です。

イメージ 12018.11.18 日曜日、「競馬G1 マイルチャンピオンシッブ」、京都競馬場、芝1600m。
今年もやってきました秋冬の競馬G1シーズン。
今回選択したレースはこれ。
この日はいつもよのうに電車バスの乗り継ぎで現場に向かうのではなく自家用車で行くことに。

まずは昼食。
ウインズ高松からも近い、ゆめタウン高松に寄る。
が、素直にゆめタウン内で食べずにゆめタウン高松から徒歩二分のレストラン「はらだ牧場」というところで食べてみる。
元はファミレスかなんかだったところである。

イメージ 2車でゆめタウンの駐車場に入る時、店の前にでかでかと掲げられている垂れ幕を見てなんとなく興味を持ったのである。
その後、徒歩で近くまで行って偵察してみるとなるほど安いよう。
というわけでそのまま入ることに。

ここは本来は焼肉の専門店らしい。
でもどちらかというと牛より豚が得意らしい。
なんせ自社牧場は養豚場ということになっているそうなので。
ということでランチメニューの鉄板豚焼肉定食、590円(税別)を。

イメージ 3とにかく安いというのがここの売り。
ランチメニューは他にも豊富なラインナップが用意されていて、そのほとんどが590円。
しかもどれもなんと、ごはんと味噌汁はお代わり自由ときている。

お料理は十分ほどで運ばれてくる。
鉄板の上で肉がじゅうじゅういっている。
付け合せの野菜はもやしとにら。
まずは肉を一口。
ウマっ。

イメージ 4たしかに正直なところを言うと、肉はやや筋張ったとこがある。
しかしそれも値段を考えると水準以上の味。
それになにより自家製牧場直送という安心と品質、これはけっこういい線を行っていると思う。
さらに肉も200gたっぷりと盛られていてボリューム的にも非常に優れている。
とにかく安く腹一杯に食べたいというのなら、この店はベストの選択と言えるだろう。
今時、590円でこんなに腹一杯食わせてくれる店、他にあります?

一つ、気になったのは日曜の昼だというのに、客がほとんどいなかったこと。
まあ、皆さん、どうか一度食べに来てあげて下さい。
値段も安くてボリューミー、味も悪くない。
大満足の昼食でした。

イメージ 5その後、ウインズ高松へと向かう。
が、今回は入り口の所でウインズ敷地内での写真撮影は固くお断りしますとガードマンさんに釘を刺されたので、中の写真は一切ない。
代わりにゆめタウン高松及び近辺の写真をあげてお茶を濁しておきますのであしからず。

中に入ると予想紙競馬ブックを買っていざ実戦。
着いた時は京都競馬場はちょうど5レースの出走中。
なので6レースから買い始めることに。
メインの11レースまで、都合六つのレースでの勝負。
さてどうなりますことやら。

イメージ 6しょっぱなの6レースはなんと新馬戦。
げっ、データないじゃん。
ということは思いっきりのカン予想。
しかもブックのこのレースに対する御託宣は「混戦」とか。
あはは、やりがいがあります。

案の定初戦は穴馬が入って見事敗退。
いつかこういうのが予想できるようになったらなあ。
その後、連敗して9レースで980円の馬券を取る。
よっしゃああああっ。
実に久しぶりのヒット。
少し気分が軽くなる。

イメージ 7そして迎えたメインの11レース。
ブックの御託宣は「伏兵多し」、おお。
まずは気になる馬を見てゆくことに。
一枠一番、ステルヴィオ。
ブック本命印の馬。
かなり良く見える。
これは堅いかねえ。

同じく一枠二番、ペルシアンナイト。
この馬もかなり良く見えた。
昨年のこのレース、マイルチャンピオンシッブの覇者。
二連覇なるか、まあ難しいかもしれないだろうけど。

イメージ 8二枠三番、アルアイン。
ここまでの内枠三頭、どれもパドックでは出来が良く見えた。
ただ、この馬は近走、一着はない模様。
逆に言うともうそろそろとも言える。

三枠六番、ジュールポレール。
本物の伏兵とはこの馬のことだろうか。
牝馬ながらG1を制している陰の実力者。
この日、一階インフォメーション横であった予想屋さんによる事前予想会でも穴馬として注目されていた馬。
一発があるか。

イメージ 9四枠七番、ロジクライ。
最近登り調子という実力馬。
過去三走の成績は重賞二着、三着、一着。
パドックの雰囲気もいい。

四枠八番、モズアスコット。
ブックの対抗印。
牡四歳。
安田記念1600m G1を制している馬。
近走も重賞で二着に入っている。

イメージ 10五枠十番、ミッキーグローリー。
連対を外さない馬らしい。
ただ五歳と少し年齢が行っているのがネック。
が、近走は1600mの重賞で二連勝中。
これはなんかありそうだな。

六枠十二番、レーヌミノル。
最近、パッとしないらしいが筆者には何だか懐かしい名前。
以前なんかのレースの時にこの馬が本命に推されていて買った記憶がある。
久々の大舞台で一発爆発があるか。

イメージ 11最後は七枠十五番、アエロリット。
G2 毎日王冠一着、G1 安田記念二着。
牝馬四歳。
鞍上は外国人騎手のムーア。

とまあ、だいたいこんな感じ。
見落としている馬が来たらごめんなさい。
で、例の如くここから枠連の三点に絞る。
1-1、1-4、1-7でどうだろう。

イメージ 12あんまり自信ないけど。
とにかく内枠の二頭が面白いと思った。
それだけ。
当たりますように、神様お願い。

そしてレース開始。
スタートはきれいに横一線。
七枠十五番、アエロリットが逃げる。
三角手前の坂を登り切ってからレースが動き出す。
ちょうどそこから下り坂になっているらしい。

イメージ 13極端な大逃げをうったわけでもないので割にどの馬にもチャンスのありそうな展開。
四角を回って直線。
内から二頭が抜け出してくる。
なんと一枠の二頭ではないか。
外からも追ってくるのだが、内が強い。
最後一枠二頭の叩き合い。

あれれ、来ちゃったよ。
馬券取れちゃったよ。
しかも3000円超の馬券。
過去最高記録の配当。
ついでにこの日の負けもすべて解消。
一発逆転、ほにゃららら。

イメージ 14ありがとうございます、ありがとうございます。
これもひとえに神様、仏様、皆さまのおかげ。
おかげで最高の休日になりました。
改めて感謝。

しかし、今回の予想で学んだことは第一カンの大切さということ。
実をいうとこの予想、さして考えもせずに第一カンを便りにほとんど直感で1-1を導き出していた。
将棋などでも、局面を見た瞬間に浮かぶ第一カンの手は割に正解が多いなどというが、競馬の予想でも同じかもしれない。

イメージ 15しかしその第一カンも常に当たるわけではない。
そこら辺りが競馬の面白いとこだろう。
第一カンが当たらないと、今度はデータなどを真剣に読み込んだりして論理や理詰めで「考えて」当てようとする。
しかしそれも行きすぎると大切な何かが手のひらからすり抜けて行くようで考えれば考えるほど「正解」から遠ざかって行く。

当たらないと人間、何かを「足そう」とする。
しかし、現実には何かをやめる(引く)ことで道が開けることもしばしば。
野球などで打てない打者が細かいフォームの修正を理詰めでやればやるほど深みに嵌って抜け出せなくなり、ある時何も考えずにバットを振ったら、ホームランが出たりするのと同じ。

イメージ 16競馬もそう。
正解がどこにあるのか、こちらからは見えないようになっているのだろう。
だから何かを「足して」上手く行く場合もあればそうでない場合もある。どっちがどうというより、そもそも普遍的に当てはまる「理論がない」というのがギャンブルの常なのだと思う。
そこら辺りを行ったりきたりしながら、さまようのがある意味、予想系ギャンブルの楽しさなのかもしれない。

しかし本当に今日はいい一日だった。
みんなありがとう。
だけどG1はやっぱり物語なんだなあと改めて。
二連覇をかけて走る古馬と新鋭との激突。
終わって見れば見事に筋書きが見えてくる。
予想している途中には全く見えないんだけどね。


イメージ 17おいしい昼食のはらだ牧場さんに感謝。
最高のひとときを演出してくれたJRAの皆さんに感謝。
馬券を売ってくれたウインズ高松の皆さんに感謝。
的確な予想の手助けをしてくれた競馬ブックさんに感謝。
その他、高松の皆々さんに感謝。
最高の当たり馬券をプレゼントしてくれた神様仏様に感謝。

そして今日も最後まで読んでくれたあなたにありがとう。


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