本日は競馬観戦記です。
十時三十八分発の普通列車。
途中坂出駅からマリンライナーに乗り換える。
十一時十八分、高松駅着。
電車を降りて高松駅のバス乗り場からウインズ行きの無料バスの時刻を調べる。
それから昼食。
競馬の日の昼食と言えば、そう高松駅前の居酒屋「庄や」。
開店は十一時半から。
カウンター席に陣取る。
ランチメニュー九種の中から注文。
今回はアジフライ定食を選択。
750円。
注文してから気づいたのだが、メニューの上の方に松花堂弁当、千円と言うのがあった。
ああ、それでもよかったなと思ったのだが後の祭り。
まあ、今回はアジフライです。
七、八分待つとお料理が運ばれてきた。
なんか美味しそう。
ここの料理は付け合せの野菜がたっぷりでいいんだよななんて思いながらぼんやり食べているその口で、アジフライを食べてびっくり。
うまっ。
とにかくめちゃくちゃ美味しいのである。
たぶん今まで食べたアジフライの中で一番美味しいくらいの旨さ。
とにかく衣がさくっと軽やかで噛むと爽やかな脂がじゅわっと沁みてくる。
使っている揚げ油もいいのだろう。
軽快に程よく揚がっている。
ううん。
参りました。
今日はこれを食べられただけでもう満足。
これで帰ってもいいくらい。
おいおい、本番はこれからですぞ。
とにかく感動的ですらあったアジフライ定食だったのでした。
ウインズ高松行きの無料バスは十一時五十五分発。
ウインズには二十五分ほどで着く。
ウインズに着いて中に入ると東京では5レースが終わったところのよう。
という訳で、第六レースから買い始めることに。
メインの十一レースまで都合六つのレースでの勝負。
さてどうなりますことやら。
今日も一日、頼みますよ。
その後、馬券を買い始めるのだが、今日はなんとなく流れが悪い。
美味しい大穴や中穴の馬券をハズして、お安いのが一本来るだけという典型的な負けパターン。
でもそのハズした穴馬券というのも、かすりもしない大ハズレというのではなく、一着、二着、どちらも予想した馬が来ているのだが、組み合わせだけが違うという惜しい馬券。
そういう意味では実に悔しい展開なのだ。
なんとなく、いまいち勝てるような雰囲気というのがないのである。
で勝ち越せないままやってきましたメインのオークス。
競馬G1オークス。
まずはパドックをじっくりと観察。
さすがG1だけあってどの馬もため息が出るほどに美しい。
無印の馬でもどれもこれも本当に状態が良く見える。
人間と同じでやはり牝は尻が美しいのだろうか。
それにしても牡馬って牝馬のことをどう見てるんでしょうね。
人間と同じでスケベったらしい目で牝馬のことを見てるのか否か。
あのケツがたまんねえなとか。
あの脚がとか。
それに、肌のハリとかツヤとかね。
話がそれました。
それではここから気になる馬をチェックして行きます。
黒毛の艶が美しい馬で出来はかなり良さそう。
距離的に前走の桜花賞よりこちらのオークスの方が合っているとかで一番人気となっている。
ブックも本命印を付けている。
パドックで見る限り、あまりケチを付けるところはないように見える。
続いて脇役として筆者が注目したのが二枠の二頭。
フローレスマジックとミスパンテール。
どちらも筆者の目にはとても良く見えた。
ここら辺りをヒモなんかで買っておいて、馬券的に変化を付けて楽しむのも一興かと思う。
しかし、オークスでは距離延長が課題とかで、現時点ではさほど人気になっていない。
そういう意味では馬券的には面白い馬かもしれない。
七枠十四番、リスグラシュー。
ブックの対抗印の馬。
だけどパドックで見るとかなり細く見える。
人間で言うとモデルさんみたいな。
ちょっとガリガリな感じなのである。
でもこれがこの馬の特徴らしく、細く見えるのはあまり気にしなくていいとは書いてある。
ちなみに他紙(他の人が持っている新聞がちらっと見える)のスポーツ紙などを見ると、リス ♥、なんて見出しに踊っていて思わず笑ってしまった。
とにくか、この馬は評価も高く、人気の馬らしい。
鞍上は武豊さんと言うのも好感触の秘密の一つだろう。
八枠十六番、アドマイヤミヤビ。
この馬もパドックでとても良く見えた一頭。
騎手は外国人騎手のデムーロさんで、最近よく勝っている人。
ちょっと注目である。
とにかく一番人気の一枠ソウルスターリングを軸に据えたい。
そして対抗には七枠を。
リスグラシューとレーヌミノルがいる枠だ。
あとの二点は、ヒモ穴狙いで二枠を押さえて、最後は七枠を軸に八枠アドマイヤミヤビを絡めてみる。
1-7、7-8、1-2の三点で勝負。
筆者も買っている、二枠三番のフローレスマジックがハナを取る。
いいね、攻めてくれてるじゃないですか。
そのままがんばれ。
レースはややスローペースらしい。
前の馬が有利になる展開か。
一番人気のソウルスターリングも前での競馬。
東京の直線は長いというのが気になるところだけれど。
ぎりぎりまでためて、最後の一ハロン。
出てきたのは一枠の二頭。
ハナを取っていたフローレスマジックも粘り込んでくれたのだが惜しくも届かず。
結果は1-1のゾロ目のヒモ穴。
しまった。
これは読めてなかったな。
でも今日はこういう感じの外し方が多かったな。
ここら辺りが競馬の奥深いところだろう。
また修行し直して、秋に再挑戦と行きたいものである。
でも今日一日全部合わせて、半分ずつとか、組み合わせの妙だけで合わせて一本ということでご褒美として千円くらいもらえないものでしょうかね、神様。
あはは。
けっしてそうはならないのが競馬というもの。
しかし、勝ったルメール騎手には心からおめでとうと言いたい。
馬券的に負けはしたもののそれなりに満足のできた楽しい一日でした。
それではまた。
安全運行に務めてくれたJRの皆さんに感謝。
同じく安全運行に務めてくれた送迎バスの運転手さんに感謝。
最高の昼食を提供してくれた庄やの皆さんに感謝。
至福のひとときを演出してくれたJRA関係者の皆さん、ウインズ高松の皆さんに感謝。
今日も最後まで読んでくれたあなたにありがとう。