本日は競馬観戦記です。
このブログを始めるようになってから皐月賞に来るのは今回が初めてではないだろうか。
例年、この時期はやれ山だ、やれ釣りだ、やれ映画だと何かと忙しく中々落ち着いて競馬観戦とは行かないことが多い。
でも今回はなんとなく都合がついた。
まずは電車で高松へ。
十時十八分発の電車で、途中坂出でマリンライナーに乗り換えて十時五十一分には高松に着く。
この前、ブログでハンバーガーのことを書いたからというわけではないけれど、なんとなくハンバーガーが食べたくなった。
という訳で、サンポートにあるフレッシュネスバーガーを訪れる。
飲み物にビールでも貰おうかと思っていたが、なんとなく肌寒い日だったのでワインにしてみた。
ハンバーガーとワイン、乙な取り合わせである。
メニューは色々あるがまずは基本的な所から攻める。
クラシックチーズバーガーにフライドポテトを合わせて。
注文してから十分ほどで運ばれてくる。
レタスにトマト、たまねぎの層にこってりとしたチーズが絡まって濃厚な肉のパテと共にいい味を醸し出している。
一口食べると野菜の旨味が口一杯に広がる。
野菜はこだわりの国産野菜だそう。
付け合せのポテトは厚切りで塩加減が絶妙。
ワインが進む。
そのワインも美味で、感心したのはそのワインのグラスの厚みが口にあたった時、最適の厚みと柔らかさだったこと。
いやあ、久しぶりのバーガーランチ、存分に堪能させていただきました。
高松駅から無料送迎バスに乗る。
十一時五十五分発。
ウインズ高松へは三十分ほどで着く。
ウインズに着くと、ちょうど中山の第六レースのパドックをやっている。
という訳でその第六レースから買い始め。
メインの十一レースまで都合六つのレースでの勝負。
新聞は毎度お馴染み競馬ブック。
さてどうなりますことやら。
とほほ。
この日は何故か中山、荒れたレースが多くて筆者得意の本命サイドの予想がことごとく外れるのである。
でも最近こういうのが多いな。
何とか近い所まで目の付け所は合っているのだけれど、組み合わせなんかの問題で取り切れないというやつ。
その中で固い結果のレースも一つあったのだが、それもなぜか外してしまう。
こりゃいけませんな、本格的なスランプのようで。
感謝の心を忘れてはいけませんな。
昼飯も旨かったわけだし。
という訳で無勝のまま皐月賞へと。
まずはパドックから。
画面で見る限り、これといってデキの悪い馬は見当たらない。
どの馬もこの馬も皆調子の良さそうな理想の体つきをしているように筆者には見えた。
中に二、三頭、イレ込んでいるのが見受けられた程度か。
となると後はデータや調教内容の分析ということになる。
一枠一番、タイムフライヤー。
この日の中山競馬場の馬場状態はやや重。
本来なら芝の良馬場が得意な馬だそうだが、しかし関係者によるとこの馬の母系はダートらしい。
だから多少の道悪は心配はないはずだと。
なるほど。
同じく一枠の二番、ワグネリアン。
この馬は道悪にも強いらしい。
ただパドックでイレ込みがきついと要注意らしいが、それでも何とか結果は残しているという。
ブックの対抗印。
まだ粗削りだが素質はピカイチという。
が、実戦経験が少ないため、今回のG1のように多頭数でもまれた時、多少の不安があるとか。
でもなんとなく面白そうな馬ではある。
五枠九番、オウケンムーン。
ここ数年、皐月賞で一着を取っている馬が多いという共同通信杯一位通過組。
さらに三連勝中で勢いもあるそうで。
地味だが怖い馬との評。
なんと中山の二千メーターを二戦二勝とか。
安定した先行の脚質で底を見せてない面白みがあるという。
六枠十一番、マイネルファンロン。
決め手に欠ける所がある馬だそうだが、しぶとさがウリで常に上位に食い込んでくるそう。
なんとなく気になる馬ではある。
さらにその六枠の裏、十二番のグレイル。
二千メートルが得意な馬だそうで、二千メートルのレースに限って二戦二勝中。
前走はイマイチだったらしいが、ここ本番で変わり身があっても不思議はないという。
ほお。
ブックの本命印。
前走スプリングS一着の余波をかって、成長著しいとか。
調教内容もよく、死角はないらしい。
こりゃ素直に従うべきか。
さてそのブックのこのレース全般に対する御託宣は「主力対等」。
なるほど。
そろそろ覚悟を決める時が来たようで。
例の如く枠連で三点に絞る。
ここは素直に八枠十五番、ステルヴィオを頭に据えて、後はヒモで遊んでみる。
そして未完の大器キタノコマンドールがいる三枠を次に。
で最後は穴目で、オウケンムーンとジェネラーレウーノがいる五枠を買う。
枠連、1-8、3-8、5-8でどうだ。
マイネルファンロン、グレイルがいる六枠も魅力だったが、今回は泣く泣く切り捨てた。
来たらごめんなさい。
三枠六番アイトーンがハナに立つ。
五枠十番ジェネラーレウーノ、七枠十三番ダブルシャープの三頭が先頭集団を形成して大逃げを打つ。
一時は中団の馬群と十馬身ほども離れる大逃げ。
期待の本命八枠十五番ステルヴィオはなんとケツから二番目を走っている。
おいおい、大丈夫か。
中団の馬群と大逃げの先頭集団との差がみるみる縮まって、四角を回ってからは激しい叩き合いに。
本命のステルヴィオ頼むぞ。
だけど来ないよ、ステルヴィオ。
代わりに来たのは四枠七番エポカドーロ。
うわあ、全然マークしてなかった馬だあ。
二着に七枠十四番、サンリヴァル。
こちらもノーマーク。
ガーン。
大荒れのレースです。
枠連で9500円余りの配当、3連単だと三十五万円ほどの配当だったとか。
あとで新聞をじっくり読んでみるとこの四枠七番のエポカドーロ、かなりの素質馬だったと書いてあった。
が、後の祭り。
データや馬柱って見ているようで案外見てないものなんですね。
そもそも最初の時点からこの馬の所はほとんど見てなかった。
頭の中から無意識の内に消していたわけです。
完全なる予想ミス。
また一から出直します。
安全運行に務めてくれたJRの皆さんに感謝。
美味しいハンバーガーを提供してくれたフレッシュネスバーガーの皆さんに感謝。
同じく安全運行に務めてくれた無料送迎バスの運転手さんに感謝。
それを裏で支えてくれているバス会社の皆さんに感謝。
最高のひとときを堪能させてくれた馬たちに感謝。
騎手や調教師の皆さんに感謝。
JRAの皆さん、馬券売り場の皆さんに感謝。
今日も最後まで読んでくれたあなたにありがとう。