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Channel: 文芸 多度津 弘濱書院
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競馬G1 皐月賞

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本日は競馬観戦記です。

イメージ 12019.4.14 日曜日、「競馬G1 皐月賞」、第七十九回、中山競馬場、芝2000m。
今回は車で行く。
ちょうど高松へ行く便があったので。

まずは昼食。
三越に用があったので、そのまま高松三越本館六階のレストラン、ランドマークで食べることに。

イメージ 2メニューは色々あって迷うのだが、カツカレーを注文する。
このレストランでカレーを食べるのは初めて。
どんな味なのか楽しみ。
ちなみにこの日は雨。
だからレストランから見る高松の空もぼんやりと時雨れている。
しかしそれも味で、しっとりとした風情があっていい。

十分ほど待つとお料理が運ばれてくる。
メインの皿に大きなカツ、それに付け合せのスープとミニサラダ。
昔ながらのカレールーを銀食器に入れてあって自分でかけて食べるスタイル。
いいじゃない。

イメージ 3早速ルーをご飯にかけて一口。
うまっ。
本格的な日本のカレーという感じ。
しかしその裏では控えめにスパイスが効いている。
が、なにより特筆すべきはその味の深みだろう。
ホテルのカレーって食べたことないけど、たぶんこんな感じなんだろうなと。

カツも大きくて食べごたえ十分。
もちろん揚げたてで。
値段も手頃で(1380円)、いいのを見つけたなという感じ。
ごちそうさまでした。

イメージ 4その後、しばらくは三越で時間を潰して、その後ウインズ高松へ。
ウインズに着いたのは十二時二十分過ぎ。
ちょうど中山の第五レースが終わった頃だった。
で、六レースのパドックをやっている。

毎度お馴染みの競馬予想紙、競馬ブックを買って、中山第六レースから参戦。
メインの十一レースまで、都合六つのレースでの勝負。
さてどうなりますことやら。

イメージ 5と思っていたら、今回はいきなり初戦でヒット。
と言っても安い配当だったが。
でも当たると何だか嬉しいもの。

その後、ハズして次の次でまたヒット。
枠で買っているので、その裏目でのまぐれ当たりが出る。
久しぶりに体験したなあ。
枠での裏目。
この場合、本命サイドの予想の裏が来たので配当は安いのだが。
でも悪い気はしない。

イメージ 6その後、中穴をハズしたのだが、これが惜しかった。
半分ずつ当たっていたのである。
というのも筆者は、ヒモ穴的に本命を軸に買っていたのだが、そのヒモ穴二つ、どちらも予想していたものが連で来ていたのだ。
ああ。
でも本命を外して、ヒモ穴二つを組み合わせて買う勇気はなかったなあ。
後の祭り。

今日はこんな感じか。

イメージ 7そしてメインの皐月賞。
しかしさすがはG1レース。
どの馬もピカピカだねえ。
おかげでこっちは色々と迷ってしまう。
あっちに目が行き、こっちに目が行き。

でも競馬ってこうして迷うのが楽しいのだろう。
しかし考えてみれば、日曜の昼間っから、どの馬が勝つかだけをひたすら考えて暮らしていても、それによって何の身の危険も感じずに済んでいるわけで。

イメージ 8更には、持ってきた荷物を置いたまま、コーヒーを飲んで一息入れていても、置いた荷物を取られるわけでもなし。
いいなあ、このまったりとした幸福感。
なんだかんだ細かい所を見て行けば色々と不満はあるのかもしれないが、しかしこうして改めて考えてみると、日本って素晴らしい国じゃないだろうか。

話は変わるが、昔、中国の皇帝がお忍びで、民の暮らしを視察したそう。
すると、十分に栄養が行き渡ったゆったりとした体格の男が、太鼓腹を抱えながら食と人生を楽しみつつ、帝の力などこの身のどこに働いているのかと、無邪気に幸せを謳歌しているのを見たという。

イメージ 9凡庸な皇帝なら、失礼な発言だと怒り狂うのかもしれないが、そこは古代中国の名君。
その様を見て、自分の政治が理想通りに国に行き渡っていることを悟って大いに喜んだという。

今の日本もそんな感じだろう。
こうやってたかが競馬に日曜の昼間っから全てを忘れて夢中になれるのもなんだかんだ言って、政治がいいからだと思う。
私達国民に対して、かなりの生活の質と安全を担保してくれているのだから。

イメージ 10さて、だいぶ話が逸れたが、皐月賞である。
まずは気になる馬から。
一枠の二頭、アドマイヤマーズとサトノルークスは共に面白そう。
だが、アドマイヤの方は外国人騎手で、今日はどういうわけか外国人騎手の調子がもう一つなのが気がかり。
そこら辺りがどうか。

二枠の二頭、ファンタジストとダノンキングリーも面白そう。
特にダノンの方はかなりの実力馬らしく期待が持てる。
ここ三戦負けなしだそうだ。
一方のファンタジストは武さんの騎乗。
イメージ 11以前と違って、最近の武さんは難しい馬に乗ることが多いように思う。
が、その分だけ騎乗技術は以前にも増して上がってきているように思うがどうだろう。

三枠の二頭、ランスオブプラーナとクラージュゲリエも面白そう。
共にブックでは無印だが。
パドックでの印象、姿形は抜群に見えた。
ちなみにクラージュの方はブックの血統診断のコラム欄で皐月賞向きと出ていたが。

イメージ 12五枠十番のシュヴァルツリーゼは個人的に魅かれた馬。
しかし、厩務員さんの話では、中山向きではないとか。
足の飛びが大きくて、どちらかというと東京コース向きだそう。

そして六枠十二番、サートゥルナーリア。
堂々、ブックの本命印。
ルメール騎手だが、今日はここまで全くいいところがない。
逆に言うともうそろそろというところか。
それとも・・・。

イメージ 13最後は八枠十七番、アドマイヤジャスタ。
これも個人的に気になった馬。
ここまで連対率十割とか。
しかし、レースの格はやや落ちる中での十割だが。
どう見るか。

さて、この中から枠連三点に絞らなけれはならない。
ここはブックを信じて、六枠十二番、サートゥルナーリアの軸で行くとするか。
そこに、一枠と二枠を絡めて。
最後のヒモ候補は迷うなあ。
ええい七番ヴェロックスのいる四枠でどうだ。

イメージ 14そしてレース開始。
頼みのサートゥルナーリアは中団からの競馬。
三角から四角にかけていいタイミングで前へ押し出して行く。
従って最後の直線は外から。
そこで、ダノンキングリー、ヴェロックス、サートゥルナーリアの三頭による叩き合いが始まる。
最初、ヴェロックスが頭一つ抜けていたのだが、サートゥルナーリアが猛追。
一旦、脚が止まりかけたのだが、そこから再び巻き返して二の足を使った。
まあ、そこからは速かったねえ。

イメージ 15で、サートゥルナーリア、ヴェロックスの順に入ったのだが、なんとここで審議の青ランプ。
最後の直線で後ろから迫ったサートゥルナーリア号がヴェロックス号の進路を妨害した疑いがあるという。
審議は長引き、約十分後。
特に違反はないと、無事枠連4-6で決着。
当たりました。
感謝、感謝、感謝。
皆さんのおかげです。


イメージ 16

美味しいカレーを提供してくれた三越レストランランドマークさんに感謝。
素敵なひととき、高松三越さんに感謝。
最高の娯楽を提供してくれたウインズ高松の皆さんに感謝。
JRAさんに感謝。
正確な予想、的確な記事の競馬ブックさんに感謝。
そして今日もまた最後まで読んでくれたあなたにありがとう。


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